薬で日本を守る
大阪7区

薬で日本を守る

北朝鮮のミサイル・核開発問題や中国の覇権主義など昨今の周辺国の動きには目に余るものが散見され日本を取り巻く環境は年々厳しくなっています。 そんな中、中国は台湾の頼清徳ライ チンドォー 総統が就任式を行った直後に、台湾を取 […]

北朝鮮のミサイル・核開発問題や中国の覇権主義など昨今の周辺国の動きには目に余るものが散見され日本を取り巻く環境は年々厳しくなっています。

そんな中、中国は台湾の頼清徳ライ チンドォー 総統が就任式を行った直後に、台湾を取り込むように威嚇の演習を行いました。そして呉江浩ウー ジャンハオ 駐日中国大使は日本が台湾の独立に加担すれば「日本の民衆が日の中に連れ込まれる」と恫喝しました。国を代表する立場の大使が我が国を脅かすような言葉を口にしたということは、中国の習近平シュウ キンペイ 国家主席が日本に向かって「戦争も辞さない」といっていることと同じです。

また北朝鮮は人工衛星の打ち上げに失敗後、すぐに短距離弾道ミサイルを同時に10発程度日本海に向けて打ってきました。迎撃を中心に据えた我が国のミサイル防衛体制では複数同時にミサイルを発射された際の対応は非常に困難であり早急な対策が必要です。

吹田市支部大会で挨拶する様子(2024年)
街頭活動の様子(岸辺駅連絡橋付近)

そしてロシアはウクライナとの戦争が長期化する中、経済的・軍事的に中国や北朝鮮との絆を深めています。中国と北朝鮮の後ろに常にロシアが控えていることを我が国はもっと意識する必要があります。

では、国を守るために日本はどのようにすべきでしょうか。

2023年から5年間防衛費総額を43兆円の倍額にするというのも一つの方法ではあります。

しかし私はここで厚生労働を専門にしている政治家としてもう一つの方法を提案したいと思います。それは「薬で日本を守る!」というやり方です。いまや「」は、人間が生きていく上でなくてはならないものです。

ひとたび戦争や災害が起これば、水・食料・「」が必要となります。この「」を国を守るために使うのです。日本は高齢者が多いので、高齢者向けに特化した薬の生産を積極的に手がけ、ゆくゆくは高齢者の薬を100パーセント国内で生産できることを目標にします。

高齢社会を強みに変える!」というテーマでも以前に書きましたが、高齢者が生活しやすいようにする技術開発は、今後世界でますます必要となってきますし、超高齢社会の日本が間違いなくリーダーシップをとっていくこととなるでしょう。

高齢者用の「」を考えた時、高齢者は消化力や嚥下能力えんげのうりょくは落ち、また複数の種類の薬を同時に多剤使用する機会も多くなり、飲みやすい加工技術を駆使した開発が今後なされるようになるでしょう。その時に日本が創薬で何十年もかかって実績を出すより、日本人の得意な加工技術を開発し駆使する方が、早く実績を出すことができるのではないでしょうか。

ポイントは、高齢者用の「」を国内で原料から、生産、保有して自己完結型にしておくことです。高齢者用の「」の寡占状態が100%近く日本で進めば、これは国の防衛力とリンクしてくることになります。

一例ですが日本を戦争で叩けば、高齢者の薬が枯渇する!となれば、日本への攻撃は各国控えざるを得なくなります。人間が生きていく上で無くてはならない「」を日本国内に抱えておくことは、国を守ることにつながります。

人を殺める可能性のある武器で身を守るのではなく、平和裏に「」で身を守る。まさに発想の転換です。

私は厚労を専門とする政治家として、新たな防衛策として「薬で日本を守る!」という手段を提言し、実現に向けて邁進します。